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ロービジョンケアについて
LOW VISION CARE
ロービジョンとは矯正視力(眼鏡装用時の状態)・視野(見えている範囲)に何らかの支障がある状態のことを言います。人は視覚から80%以上の情報を得ていて、視覚を上手く使えない状態になると、今まで問題なくできていた日常生活に難しさを感じるようになります。
ロービジョンの原因となる眼疾患は様々あり、病状が落ち着いても一度低下してしまった視力や見えなくなってしまった視野は元通りにならないため、日常生活で不自由をきたしてしまうようになります。当院では、日常生活に不自由をきたし困っている患者様に対し現在の視力や視野の状態で生活の質を高め、サポートを行うロービジョンケアに取り組んでいます。拡大読書器や遮光眼鏡、拡大鏡(ルーペ)といった視覚補助具を使用しロービジョンケアを行っています。
こんなことでお困りの方はいませんか?
- ・羞明・・・晴れた日の屋外や室内の蛍光灯で眩しさを感じる。
- ・夜盲・・・暗所での視力低下(暗い場所だと見えづらい)
- ・新聞や本などの文字が読めない。
- ・文章を読むときに次の行が分からなくなる
- ・見える範囲が狭いため、足元や周辺が見えづらい。歩くときなどによくぶつかる。
- ・色の識別が難しい。
- ・中心部(見たい場所)が見えない。
対応している補助具
AUXILIARY TOOL
拡大読書器
機械を使って見たい文字や文章を拡大して画面に映し出す補助具です。機械の種類によっては音声で使用方法などを教えてくれる物もあります。
遮光眼鏡
外出時の羞明感などを軽減することができる眼鏡で、患者様一人一人に合わせた色があります
拡大鏡(ルーペ)
拡大読書器と違い持ち運びが可能で、外出先で文字などを見たいときに使用できます。
倍率によって見たい文字の大きさなどを変える事もできます。